たらこの生態
<< September 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

害虫
評価:
盛口 満
どうぶつ社
¥ 1,260
(2005-05)

たらこです。
めくってもめくってもゴキブリの話。

ゴキブリの本です。
やつらの仲間の生息数…日本には52種、イギリスには8種。
だからってイギリスに逃げるのは早計というものです。
ゴキブリといってもどうやら誤解も多く、その仲間の多くは森林などに生息しているのだとか。
飛ばない連中も結構いるとか。
あのヌメヌメテカテカは実は、抗菌効果のある粘膜なのだとか。
きらきらした美しい連中もいるとか。
目を背けて見ないようにしていた、色々な世界が広がります。
内容は小さくてマイナーであまり好かれていない生物への、愛に満ちたレポートになっています。
昆虫が好きではなくても読み物として読める…とおもうので。
ちょっと気になったら手にとってみるのもいいかもしれません。

家の中にいるやつらに容赦はしない。
たらこでした。

時計
評価:
オトフリート・プロイスラー
徳間書店
¥ 1,575
(2003-07-16)

たらこです。
こんなおばけなら怖くない。

プロイスラーさんはもっと読みたい作家さん。
ドイツのお城がある街を舞台にした、おばけが主人公のお話です。
手にした魔法の鍵束のおかげで、城にある扉はすべて開けることができるおばけは、真夜中に起きて日が昇る前にいつも眠ってしまう。
昼の世界を見てみたかったおばけが、ある日昼に起きることができたはいいものの…
生活サイクルが逆転したために、迷子になったり真っ黒になってしまったり、はたしておばけはもとに戻る事ができるのか?
おばけの時計が狂ってしまった理由なんかもちゃんと、序盤から出てくるのですが、ネタバラシの段階になるまでうっかり忘れてたりもしました。
スジは単純ですが、お城のある街、という舞台だてやおばけの素朴な性格がとてもかわいい。
ドイツのお城にはだいたい幽霊がいて、宝物のありかを教えてくれたり、街を包囲した兵隊をおっぱらったりといったお話がいくつか残っているんだとか。

久々に童心にかえってわくわくと。
たらこでした。

甘味

たらこです。
たまには新書とか読みます。

アメリカのお菓子といえばドーナツ、チョコレート、なぜか青かったり緑だったりするケーキ。
あとはゼリービーンズ。
そんなイメージがありました。色がきつくて激甘い、みたいな。
自らの先入観に立ち向かうべくに手にとってみた本です。
内容は、著者さんがアメリカで出あったお菓子たちの歴史や味のことが細かく書いてあって、結構ためになる感じでした。
アップルパイやソフトタイプクッキーも含んであったりしますが。
ドーナツの穴がどうしてあいてるのかが未だに不明だとか。(本が出た当時は、たぶんまだ日本ではブームじゃなかっただろうクリスピークリームのこともちょっと触れてありました)
ハーシーズがチョコレート産業に打って出たこととか。
ちょっとした雑学欲求もみたしてくれました。
一番最初に紹介されているペカンパイのみ食べたおぼえがないのですが、いやに絶賛されているのでいずれ探して挑戦してみようとおもいます。

ペカンってピーカンと同じでいいんだよ…ね?
たらこでした。

探偵
評価:
筒井 康隆
新潮社
¥ 700
(2002-10)

たらこです。
ちまちまと読んでいる。

前々から気になっていた品をようやく読みました。
筒井さんは短編ばっかり読んじゃう傾向があるので、長編は実ははじめてです。
内容は、夢の内容を見ることができたり、入ることができる最先端の精神病治療機器の開発者である女科学者が、その機器をつかった陰謀に巻き込まれていく、というようなスジで。
科学や精神医学っぽい単語が泡のように出てきては飲み込めずにうんうん唸る、ということもなくさらっと読ませてくれて、さすがでした。
ハードSF、ではないなあと思います。お話の筋としてSF的なガジェットやアイデアを使っているSF、みたいな。
主人公のキャラクターが女子力ありすぎだろう。という点はどこかでラーニングしようとおもいます。
どこかで。

映画もちゃんと見たいなあ。
たらこでした。

修羅
評価:
片岡 人生,近藤 一馬
角川グループパブリッシング
¥ 567
(2008-10-25)

評価:
近藤 一馬,片岡 人生
角川グループパブリッシング
¥ 588
(2009-04-25)

たらこです。
ようやく4巻を見つけたので。

ようやく見つけて、ようやく既に買っていて読めなかった5巻も読みました。
シリーズのうち1冊だけ見つからない!とかってアマゾンとかで買えばラクなんでしょうけど。
本屋さんに並んでるのを買うほうが好きなんですよね。
そんなわけでアンダーテイカー編もこれで終幕、なのか。
新キャラ登場もおっかないですが、相変わらずの変態っぷりでした。
坊主はドMすぎるだろうと思います。ドSの皮を被ったドMは大好きです。
相変わらずの急展開なので、コミックス買いの身としてはドキドキが止まりませんが。
主旋律である、ガンタとシロのものがたり、も少し進展で。
ガンタは相変わらず男前なので、これ以上変な人に好かれないことを祈っています。

変態キャラばっかり好きなわけじゃないんですよ?
たらこでした。

博士

たらこです。
博士とロボットとすてきな町のおはなし。

気を抜くとメモすら書けないことに絶望もいたします。
そんな中、これはいい本でした。表紙のなんともほのぼのした雰囲気につられて開いたのですが、冒頭は陰気でダメそうな博士のツンが炸裂していました。
ヒゲがあって眼鏡で、ひょろっとしていそうでいつでも白衣で。
まだ若く才能はあるのに、理由があって発明とは無関係ののどかな町でひとり研究を続けるホウ博士。
彼が、町の人との交流を拒みながら、自分を守るために作った一体のロボット。
このロボットから段々と、ケーキ屋でクッキーを焼くすてきな女性のメイさんに会ったり、ロボットたちにも心を配るようになったりとホウ博士の頑なだった心が開かれていく、というお話です。
なぜ彼の心が最初は頑なであったのか、とか。おはなしのおしまいがとてもステキなこととか。
ロボットたちがかわいいのもあるのですが、ラブのお話としても好きなラインでした。
めるへんめーかーのグリーンゲイトものとかを楽しめる人向きかもしれませんが。

いけませんロボットは半分ほどソフトなかんじにしたうえでいただけませんでしょうかね。
たらこでした。

歌術
評価:
ケイト コンスタブル
ポプラ社
¥ 1,680
(2008-06)

たらこです。
歌術師って英語表記だとスペルシンガーなんですかね。

魔法の力をもつ歌が存在する異世界を舞台としたファンタジーです。
氷の壁で国を覆い、外敵の存在を阻んできた小国の巫女である主人公が、ある日怪我をして倒れた旅人を助けたことから世界を手中にせんとする者との戦いに巻き込まれていく…
なんだかとても、昔夢中になって読んだコバルト文庫とか思い出しました。
ヤングアダルトというか、なんというか。女の子の好きなものがいっぱい詰まっているかんじ。
歌による魔法の演出や、冒険をしながら色々な世界を見て仲間が増えていくところとか、スタンダードなだけにサクサク読めました。
少々鬱々とした展開も多いのですが、そこは乙女ゲーか少女マンガだと思えば乗り切れます。
一巻しかまだ読んでないので、ロマンスがどう発展したかはつかめないのですが、これくらいでいいなあという気も。

萩尾望都が表紙だけかとおもったら挿絵も描いていて驚く。
たらこでした。